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ダイエットに遅筋 ъ(゜ー^)


 ■■ 筋肉について ■■ 



【3種類の筋肉】 
 人間の体には3種類の筋肉があります。1つ目は手足や胴体などの体を動かす「骨格筋」、2つ目は内臓や血管などの壁についている「内臓筋」、3つ目は心臓の壁を作っている「心筋」です。

【遅筋と速筋】
 骨格筋には、大きな力を出すことはできないけど長時間力を出し続ける持久力を備えた「遅筋」と、それとは逆に、ごく短い時間に力を出す瞬発力を備えた「速筋」にわけられているんです。実は、この「遅筋が多い人」は、酸素を取り込み体脂肪を燃焼させる能力ブドウ糖の分解力も高いから太りにくい体質なのです。
遅筋の鍛え方として、ゆっくり大きな動作、軽い負荷で長時間行なうことが大切です。
ダンベル体操やエキスパンダーなどがおすすめ!

【筋肉と基礎代謝の関係】
 筋肉を鍛えると、基礎代謝量が増えます。筋力トレーニングを定期的に行なっている人は、1日に約200kcal基礎代謝量が増えます。200kcalはジョギング20分と同じくらいの運動量になって、運動していない人と比べ消費エネルギーが大きいのです。トレーニング後、数時間は基礎代謝は上がりっぱなしで、食後の体温も大きく上昇し、消費エネルギーを増やしてくれるので、ダイエットには筋肉トレーニングが効果的です。

【筋肉が落ちると太りやすい!?】
 中高年になって太りやすいのは、筋肉が老化して衰えてくるからです。筋肉の機能低下で分解できなくなった血中脂肪は脂肪組織に貯蔵され体脂肪となります。動脈壁にも脂肪・コレステロールが沈着し動脈硬化が起きます。筋肉を鍛えることで、脂肪やブドウ糖の分解が促進して睡眠中や安静にしている時でも分解能力がアップして次第に体が引き締まってくるのです。

【トレーニングの効果がでない人】
 運動をしていなかった人が筋肉トレーニングを始めると、急激に効果がでてくる人、効果がなかなかでにくい人が出てきます。効果の出にくい人の特徴は、食事制限のダイエットを繰り返し失敗して、筋肉が削ぎ落ち極端に基礎代謝が低くなってしまっている人普段まったく運動をしていない人肩こり・腰痛・便秘・むくみ等不定愁訴を抱えている人平熱が低い人などです。また、過去に運動経験がない人は、脳や中枢神経と筋肉の間の運動神経系が確立されていないから、神経系のトレーニングが必要なため、効果が出るまで時間がかかります。トレーニングを繰り返し行なうことで、基礎代謝が徐々に上がり、神経系もつながっていって効果が少しづつ現れてきます。筋肉がしっかり定着するまで1ヵ月を過ぎてからが1つの目安です。




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